りぼん 2013年 02月号 [雑誌]
販売元:集英社
(2012-12-28)
販売元:Amazon.co.jp
表紙:付録が大きくて顔くらいしか見えないなら、ひよ恋的にも元気いっぱいって感じにしたほうが目立つしいいと思う。
「RMCニュース」
ロマンチカクロックの表紙可愛いですね!個人的には今までの扉絵みたいにカラフルなぱきっとした色の方が良かったかなとも思いますが。
あとはVIPの表紙が華やかな話のわりに地味かな。シンプルでクールなのを狙ってたんだろうけど何か違う…
「ひよ恋」 雪丸もえ
とりあえず鬱々した展開が解消したようでよかったです。いつもよりはひより動いてくれていたので良かった。今後は周りに後押ししてもらうんじゃなくて、ほとんど自分で判断して動けるようになってほしいですね。
いい話だとは思いますがコウくんがひよりを好きな理由がわからない(まずひより魅力がよくわからない)ので物語には全く入り込めなかったですけどね。
淳平が結心に宛てている疑問、私も同じ気持ちです。
「僕の家においで」 優木なち
これをカラーにするならシュガーや槙さんをカラーにしてくれと思ってしまう。
ヒーローが大学生かー小中学生にとっての大学生って結構大人に感じると思うんですが読者的には大丈夫なんですかね。
単純に大学生が中学生を家に呼んでセクハラしまくってる作品じゃんって冷静に考えて気持ち悪くなりました。
現実的なことは全く気にしない作風なんだから高校生でもよかったのでは。それか主人公を高校生にすればよかったと思う。
「シュガー*ソルジャー」 酒井まゆ
酒井先生らしい出だしですねー。最初何の作品かと思いました。
考えると入谷過去話、一気にやりましたね。真琴に打ち明けたあとが大事ってことなんだろうか。個人的には地道にブラック入谷くんが見え隠れするのを見たかった気がする。
でも入谷くんの過去話を聞いてからの麻琴の気持ちの動きは自然でよかったです!やはり相手の問題なので麻琴の切り替えは早くあって欲しいし、またそれを麻琴自身の心情と目標に繋げるのが自然だと思いました。前向きで応援したいなと思いました。
入谷くんの昔の髪型はストレートだったから今のあの髪型はセットしてるんですね。
「チョコタン!」 武内こずえ
マルチー可愛いな!どうしても将来一番体が大きくなるイメージが離れないけどそれは悩みには入ってなかったみたいで。
犬メインの話もほんわかしていいですね。作中で今年もチョコタンをよろしくねってちょっと違和感がありましたがw
「流れ星レンズ」 村田真優
レンズを普通に楽しめてる自分がいる…作品の全体出来がどうとかよりも、最近は毎月何も考えずに楽しめる展開だと思います。リア充な話もここまで突き抜けてると楽しいですね!
コスプレの場面でのゆっこが愛美さんだと思った。凛咲もストレートヘアになってしまったしこれからもっと見分けがつかなくなりそうで不安。唯一の描き分けが髪型…
この終わり方は武智が凛咲を好きになるとかやめてほしいけど、どうだろう。
「魔女とハツコイ。」 柚木ウタノ
主人公の友達のカップルが3ヶ月目って謎の空白の期間。最終回直後みたいな展開に思えるんですが。
あと主人公とヒーローがつまらないことで嫉妬してるように感じましたね、本編から何も事務員がなくてつまらなかったです。新鮮感がなかった。
やっぱりオーラをもっと上手く使えないのかなと思いました。うーん。
「たまたま!きんぎょ荘」 岡野小夏
毎月笑って読んでます。この作品に色々批評するのは何か違う気がする。
雑誌の中でひとつはこういう作品があるといいですね。
「ロマンチカクロック」 槙ようこ
槙さんと酒井さんは白黒扉でも自分のものにしていて魅力的だなと思った。
今までこの作品の全体を通して繋がるテーマは何だろうと思ってたんですけど、とりあえず将来が大きな鍵となってきそうですね。蒼の夢は1話からずっと描かれて来てますしこれからどう展開するのか楽しみです。
来月には作品が安定するような流れになってほしいな…
「絶叫学級」 いしかわえみ
今回はホラー要素が少なかった気が。
主人公あんまり悪いことしてないのに何か色々と可哀想だったなぁ。
「まりもの花」 香純裕子
そういえばこの作品の着地点は何だろう。とりあえず全国制覇して悪を正義に変えるみたいな感じかなー。でも今ではアメリカとか世界規模になってますし…家族の要素も結構あるしどう話を収めていくんですかね。
あれ、まりもとまひるって母親同じだったんだっけ。よく考えれば双子は両親も生まれた瞬間も一緒だから紛れもなくそうですね。
二人を産んだあとに母親とまひるだけ渡米したってこと?まずい、全然覚えてない。
「CRASH!」 藤原ゆか
たまに脇役が主の話が入るのは好きです。長編連載だからこその強みと面白さですね。
ただ要が音楽目指した理由にもっと個人としての音楽への熱い思いみたいなのがあればよかったかなと思いますね。
「スターダスト☆ウインク」 春田なな
カラーを見るたびに塗り方が変わってる気がする。個人的には今のこってりざらっとした色の方が好きです。
ということで最終回。中身を集約すれば3巻くらいに収まるけど無駄に伸ばしまくった結果意味のわからない長編なった連載でしたね。
この作品は、登場人物(特に颯)の意味深発言→杏菜動揺→さらに意味深発言→杏菜動揺って永遠にループしてましたね。意味深発言はどれも大した意味はなく、話を余計に複雑化させるよくわからない表現だったから更に問題だったんですけどね。もうそれで成り立っていた連載だったんだと思います。
最終的には日向と一緒になりましたが本当に今まで何だったんだよ…と。
新作は前後読み切りみたいですね。今までにない企画なので楽しみなことは楽しみですけど期待はしないでおきます。
長い間連載お疲れさまでした。
「花めぐりあわせ」 持田あき
やっぱりモノローグは雰囲気があってすごくいいです!
設定とか世界観はすごくいいんだけど、青春とか楽しく読めるわくわく感がないんだよなー。
キャラもそれぞれいいんですよ。だけど一味足りない。色々もったいなさすぎる。
「ふわふわふたり。」 青井真央
3作目にして2度目の本誌。
全体的に個性がありましたねー。そのポップな感じの個性があるからこそ、このノリで重いテーマはいいのか悪いのか受け止めかたはそれぞれだったと思います。
二人が惹かれていく感じはよかったんだけどキャラに魅力を感じなかった。主人公がヒーローに惹かれる要素も弱いし、ヒーローが主人公に惹かれる理由もわからなかったです。いきなり2人の世界が出来上がっていて着いて行けなかったかな。
最後の今日はさよならをしようの場面が何かシュールでおかしかった…あといきなり家に墓地を訪ねに行ったり後に家に上がったりするのが軽率に感じましたね。その辺というか、すべてが重いのか軽いのかよくわからなくて納得や共感が出来ない変な作品だったんだと思います。
画面は背景も人物も書き込みがなくて寂しい。絵もまだまだ発展途上だという印象。
「来月のりぼん」
青井さんの新連載。今月の作品も悪くはなかったし個性があってこれから伸びるかもなーという印象を受けました。だからこそ大事に育ててもらいたいと思うのと、やっぱり本誌掲載は長い成長を隔ててこそだと思うんです。青井さんはもちろん絵も話も技術が本誌連載までの水準に達してないと思いますし、もし達している天才的な方がいたとしてももっと経験重ねて月日をかけて作品を、漫画家として自身を磨いて欲しいなと個人的には思います。
来月の新連載どうなるかわかりませんが、あまり素直に喜べない自分がいます。
『作品ランキング』
1位 ロマンチカクロック
2位 シュガー*ソルジャー
3位 流れ星レンズ
-☆
今月は種村先生がいなくなって雑誌に厚みがなくなったような気がしたけど、まあまあ楽しめました。
購買意欲を誘う連載はロマンチカクロックだけかな…続きが気になるから来月も買いたいと思う作品が少ないですね。そういう意味では牧野さんとかが大切な存在だと思う。
とりあえず色んな新連載を読みたい。